英語の発音はスペルをそのままで！？超簡単な上達のコツこれ３つ！
この英語を言いたい、だけど発音が分からないから言えない、などもしかしてあなたは英語の発音を難しく考えてはいませんか？どうして単語にはいちいちスペル（綴り）があり、アメリカ人は誰でも、初めて見る言葉を同じように発音できるのでしょうか？
上達のコツは何でしょう？ここでご紹介する３つの発音のルールさえ知れば、あとは気持ちを込めて発声するのみ！あなたもこれできっと今後は自信を持ってご自分の意見、主張などを言えるようになるでしょう。
「L」の発音
英語の発音の中でも、「L」の発音は難しいですよね。日本人なら誰でもついついスペルにないのに母音の「O」や「U」をくっ付けて「ロ」や「ル」などにしてしまいます。が、ここはぐっと我慢！です。
上達のコツは、子音の発音に気を付けることです。「エル（E・LU ）」と読まないで（「ル」と言って息を吐き出しません）、「エゥ（EL）」の感じで「エ」の後、「ル」を言う前の「ル」の口の形のまま息を止めます（「U」が出る前に）。
これだけです。これで「I am doing well.（元気よ。）」の「well」がカッコ良く言えます。「ウェ」の後は「ル」の口のまま息を止めます。「ウェゥ」の感じですが、ハキハキした感じにするためには、最後の「..ll」の「ゥ」を言う時に「ル」を言う直前の時の様に舌を前歯の後ろの歯茎にしっかりと付け、口から息が出ないようにします。
このように、「tall（背が高い）」や「wall（壁）」のように「..ll」と「L」が二つも付いている単語は、特にしっかりと舌の先を上歯の裏の歯茎に付け、息を留め、「LL」を意識します。
「TH」の発音
「TH」の発音も、普通日本人なら会話中に咄嗟には出て来ません。舌を歯で噛むよう学校では教わりましたが、とても大げさにゆっくり言う時以外は、舌の先は強く上歯の後ろに強く付け、舌のほんの先を上下の歯の間から出すか出さないか位の位置で、軽く舌の先を挟んで発音します。
「Thank you.（有難う）」や「That’s it!（それよ！）」などを言う時に使えますが、あくまで「TH」を言う時は舌を噛んだ状態で音が出ませんので「サンキュウー」や「ザッツイット！」の、「サ」や「ザ」と、強く言いません。舌を軽く噛んだ状態の「Th」の舌の位置から、母音である「a」にアクセントを付けて発音します。
「R」の発音
「R」も、日本人にとってはあまり馴染みのない発音です。ちょっと難しいかも知れませんが、口を思い切り尖らせて舌の先を喉の奥まで持って行きます。口をすぼめて思い切り尖らせた方が舌が奥まで行き、綺麗な「R」が発音出来ます。
舌が奥まで届いた後は、その次にあるスペルの母音に続けます。「Red（赤）」（色）や「Robert（ロバートさん）」（人の名前）だと、「e」や「o」にそのまま続きます。「ゥRed」や「ゥRo..」となり、こちらも母音（「e」や「o」）にアクセントが付きます。
最後に
このように、英語の発音の上達のコツは、日本語には無い英語の子音のスペルの発音を、英語のスペル通り、そのまま発音することです。
- 「L」の発音
- 「TH」の発音
- 「R」の発音
などがその例ですが、勝手にスペルにない母音をその後ろに付けたりして発音しないことです。違うスペル（言葉）になってしまい、混乱を招いてしまいます。
- 「L」は舌の先を上歯の後ろの歯茎に強く付けるだけです。
- 「TH」は舌の先を上歯の後ろか上下の歯の間に軽く挟むだけです。
- 「R」は口をすぼめて舌の先を喉の奥へ持って行くだけです。
これらどの場合でも、次に母音が来るまでは息を吐きません。
他に、「V」「Z」「W」などもありますが、口や舌、または歯の使い方さえ覚えれば、息は出ていなくても正しい発音になります。スペル通りの口や舌の形をすれば、どんな言葉でも発音出来ます。
例えば、
「V」の発音
- 「V」は下唇の内側を軽く少し噛んだ状態で少し空気を漏らします。
- 「Very（とても）」などですが、「ゥ”エゥリィ」となります。
「Z」の発音
- 「Z」はツツツッというように、歯を食い縛った前歯の間から息を強く出して破裂音を作ります。
- 「Pizza（ピザ）」は「ピッツツツア」のようになります。
「W」の発音
- 「W」は口を思い切りすぼめ、「ゥゥゥ」の口をします。
- 「Water（水）」は「ゥゥゥワータ」となり、口を思い切りすぼめてから母音の発音に移ります。
ダンスの、地味なステップをマスターするとあとの手の振り付けなどはなんとかなるように、英語の発音も口と舌の形をマスターすると、あとの息の使い方（アクセント）などはなんとかなり、かなり完璧に近い発音になります。言葉というより口や舌の動きで変化する息の出し方（アクセントも添える）として捉えると上手くいきます。
少し気を付けるだけで綺麗に発音できますので、あとはあなたも場を踏んで、自然に口や舌が動くと良いですね。
