アーユルヴェーダのオイルの作り方はこんなに簡単!?うがいを取り入れ世界最古の伝統医学をあなたもすぐ!!
アーユルヴェーダのオイルを家庭で簡単に作ってみませんか?
”生命の科学”という意味であるアーユルヴェーダは、インドで発達しましたが、今では世界中の人々の日常生活を考える、壮大な医哲学です。食事、心の持ち方、運動、睡眠等と、奥の深い医哲学だと思いますが、今回はオイルうがいとオイルマッサージを取り上げます。
毎日の健康に、病気予防に、毎日少しずつアーユルヴェーダのオイルを、簡単なうがいから取り入れてみませんか。毎日の行動、生活、更にはあなたの心の持ち方まで変わってしまうかも知れませんね。
Contents
アーユルヴェーダのオイルの作り方!
では、アーユルヴェーダのオイルを作っていきましょう。とっても簡単です。
オイルを用意!
まず始めにオイルを用意します。アーユルヴェーダで使うオイルは、
- 太白ごま油
- 生絞りごま油
などを使います。色や匂いのない透明なオイルです。(焙煎ごま油でうがいをしたり歯茎をマッサージしたりすると、歯が黒くなってしまいます。)
キュアリングって何?
透明なごま油をキュアリングしていきます。キュアリングとは、
- 体への浸透を良くする
- オイルの不純物を取り除く
効果があります。キュアリング後のごま油は、まろやかな感じになります。
ステンレス鍋や土鍋(アルミ以外)を用意!
キュアリングを始めます。まず、ごま油を熱していきます。
- 75度〜120度に温める
- 3分〜20分保持する
高い温度では処理時間が短く、サラッとした仕上がりになります。お好きな温度で仕上げると良いですが、80度前後で20分で仕上げる方が多いようです。
あとは瓶詰めにし、冷暗所に保存します。使うたびに、30ml〜50mlを湯煎かレンジで特に冬等はよく温め、肌に心地よい温度で行います。
アーユルヴェーダのオイルうがいを毎日の習慣にすると?!
アーユルヴェーダのオイルでうがいを毎朝してみませんか。こんなに簡単です。
アーユルヴェーダのオイルうがいの方法!
アーユルヴェーダのオイルうがいを毎朝の習慣にします。
- 8ml〜10mlのオイルを使う
- 10分〜30分口を濯(ゆす)ぐ
10分以上濯(ゆす)いでいると、口がオイルと唾液でいっぱいになります。袋に捨て、可燃ゴミとして出しましょう。気持ちの良い温度のお湯で口内を洗い流すと、口の中がさっぱりします。
アーユルヴェーダのオイルうがいの効果!
アーユルヴェーダのオイルうがいで歯茎をマッサージすると、歯槽膿漏の予防にもなります。他にもこのような効果があります。
- 歯肉を強める
- 味覚をよくする
- 声をよくする
- 視力、鼻炎、頭痛をよくする
- 顔などの筋肉の弾力性を保つ
効果の理由は、口内の雑菌が少なくなることからです。又、他のやり方では、ターメリック(小1/3)と塩少々(小1)のお湯(1カップ)で朝夕うがいをしても雑菌が少なくなります。
オイルマッサージ(アビヤンガ)に挑戦?!
毎朝のうがいに慣れたら、今度はオイルマッサージに挑戦してみませんか?気持ちの良い暖かい部屋で、下にタオル等を引いて行いましょう。
オイルマッサージのポイントは?
オイルマッサージのポイントは、体全体に、心地の良い部屋の温度や油の温度で行うことです。
- 頭、耳、足の裏が基本
- 肩こりの方は肩も
- 全身余すところなく
- 10−15分くらい
- 乾布摩擦(ガルシャナ)をしてから
乾布摩擦をすると、血行が良くなり汗が出やすくなります。皮膚もつやつやしてきます。
オイルマッサージでの注意点!
オイルマッサージで注意することは、体調が悪い時は控えることです。
- 酔っている時
- 満腹時
- 皮膚が弱い人
- 生理中
- 生後11日までの新生児
真夏や皮膚が弱い人は、オリーブオイルやココナッツオイルを使います。オリーブオイルやココナッツオイルの場合は、キュアリングは必要ありません。
私はアトピーになったことがあり、皮膚は弱いと思うので、ココナッツオイルを代わりに使っています。髪や体中の皮膚の保湿に使いますが、白髪は減り、皮膚もしっとりとしてきました。
髪や皮膚の調子がとても良いので、市販のトリートメントやモイスチャライザーは使いたくなくなり、全く買いたくなくなりました。
最後に
アーユルヴェーダのオイルを使うと、体中から元気になります。皮膚に充分に浸透させ、心地良い温度で気持ち良くなることが大事です。アーユルヴェーダでオイルうがいや、オイルマッサージをすると、
- 体を浄化する
- 老化を防ぐ
効果があります。アーユルヴェーダのオイルの作り方は、
- 透明なごま油
- アルミ以外の鍋
- 20分80度まで熱する(キュアリング)
をし、オイルを浄化させることから始めます。浄化させることにより、より皮膚に浸透します。そして瓶詰めにした後、
- 使用の都度適温に温める
- 一回使用量30−50ml
- オイルうがいやオイルマッサージ(アビヤンガ)に使う
汗をかきにくい人や肥満よりの人は、乾布摩擦を、オイルマッサージの前後に取り入れるとより効果的です。体調が悪い時や、弱いお子さんや妊婦の方、生理中は避けます。皮膚が弱い人は、
- ココナッツオイル
- オリーブオイル
等を代わりに使います。キュアリングはこれらのオイルには必要ありません。
私は皮膚が弱いので、ココナッツオイルが手放せません。髪や皮膚が艶やかになりました。歯も白くなりたいので、いつも持ち歩き、体中に塗っています。
本当はもっともっと奥深い医学だとは思いますが、あなたも簡単なオイルうがいなら、是非今日から試してみたいと思いませんか?