アメリカ生活での常識とは?!この3つを守って礼儀正しく!

アメリカ生活での常識ってあるのでしょうか。もちろんです。知らないうちに非常識な行動をしていて、折角の好印象が台無しになっては勿体ないですね。ここでご紹介する3つを守って、あなたも大切な親友や周りの人々が遠ざかって行かないよう、気を付けましょう。

これで誰もが相手を思いやり、毎日を明るい気分で過ごせられると良いですね。

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子供も同等?

アメリカ生活の常識では、子供も一人の人間として扱います。赤ちゃん言葉は使いませんし、命令口調にもなりません。子供は自分の持ち物ではありませんので、静かにして欲しい時や何かして欲しい時は、丁寧に頼みます。

小さな子供を、公の場や家の中で一人にさせません。ある雑貨店で一度目にしたのですが、母親が一所懸命10歳位の男の子に目線を合わせて辛抱強く頼んでいました。母親は子供のいる所ではなくもっと奥の違うコーナーへ行きたいようでその男の子に何度もお願いしていました。

「私はあちらへ行きたいのだけど、OOちゃんも来てくれないかな。とても助かるのだけど。」「いや」という同じ会話を何度も何度もしていました。私の方が痺れを切らしてその時は去ってしまいましたが、私は結局、男の子は母親の言う通りの場所へ行ってあげたと想像します。

子供の目から見て、母親が自分の主張を辛抱強く聞いてくれることは、なんと素晴らしいことでしょう。母親の注目を浴びたかっただけかも知れませんし「いや」と言ったらどういう反応があるか見たかっただけかも知れません。そして母親は無理やり自分がしたくないことはさせないと分かり、嬉しかったのではないでしょうか。

子供が一人の人間として、理由としなければならないことを冷静に辛抱強く教えてもらい、自分の意志で行動出来るということは、嬉しい自信に繋がったのではないでしょうか。一度めは大変だったかもしれませんが、二度めからはきっと上手くいくでしょう。

人に迷惑を掛けない?

アメリカでは、人に迷惑を掛けることにとても敏感で、子供も小さな時から厳しく教えられます。公の場では静かにする、建物の中で走らない、人には道を譲る、「お願いします」や「有難う」は必ず言う、ということは小さな時から徹底的に教えます。本当に小さなよく理解出来ないのではないかと思うような子供にでも、守るように躾ます。

物を食べる時は音を立てない、くしゃみなどをしたらごめんなさいと言う、人にぶつかりそうになってもごめんなさいと言う、などです。ドア付近では周りの人々が出入りをしやすいよう、ドアを押さえます。車の一旦停止や歩行者のためには、充分過ぎるくらい止まります。子供にとって危険な言葉も発しません。

先日駐車場の敷地内を徐行し始めた時、何事かと思うほど対向車がライトをチカチカさせて来たので見ると、女の人が「この先で赤ちゃんがよちよち歩いているから気を付けて!!」ということでした。心が暖まってジーンとしました。普通の路地などでは、対向車がチカチカしたりして警官が近くにいることを知らせますが、この時はまさかの赤ちゃんの警告でした。

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周りの人々を大切に?

自分を含める家族や周りにいる人々を大切にします。自分や家族のことを、謙遜などをして悪く言ったりしません。普通に嬉しい気持ちを表します。祝日や週末に友達や家族と過ごすことなどを何よりも素晴らしいと思っています。

店などで自分が客の場合は、丁寧或いは親しみを込めて礼儀正しく且つ楽しく接します。部下にも丁寧です。何でも訴えられるので気を付けている感があるのかもしれませんが、店の店員やレストランの奉仕人、また掃除の人など、弱い立場の人々や周りの人々に、暖かい親切や笑顔を与えることはごく自然で普通です。

知らない人々のことも大切に思います。病気の子供達、お腹の空いている市民、軍隊で遠くにいる人々とその家族などにも、自分に出来ることは何かを一生懸命考えます。大人から子供まで、一緒に支え合い教え合います。感謝の手紙だったり、缶食品だったり、呼びかけだったり、何でも出来ることはします。

知らない人々にニコッと笑顔になれるのも特徴ですね。本当に良い気分になります。親切や贈り物は、する人の方が何倍も嬉しいことを、生まれた時から知っているのかもしれませんね。

最後に

アメリカ生活で守れる3つの常識とは:

  • 子供を一人の人間として尊重する
  • 礼儀正しく人に迷惑を掛けない
  • 自分を含めた周りの人々を大切にする

です。子供を一人の人間として意見を尊重し、対等に接します。その代わりとも言えますが、子供でも人に迷惑を掛けない、礼儀正しい責任のある行動をとらせます。それから自分や自分の家族を含めた周りの人々を大切にし、自分の出来ることは何でもしようと考えます。

私の好きな言葉の一つに、「ペイイットフォーワード」(先払いする)という言葉があります。得る前に支払い済ませるという意味ですが、この場合は特に親切の先払いをするという意味で使われます。親切をされたからお礼を返すのではなく、親切を先に、見返りを求めない人々にするのです。

例えばコーヒー店のドライブスルーで、知らない後ろの人にコーヒーを奢ったりするのです。行き当たりばったりの人を助けたり親切にしたりするのです。私もコーヒーを顔も見えなくお礼も言えない人に奢られたり、数え切れないほどの色々な道端で「大丈夫?」と声をかけてもらったりしました。

その日一日とても嬉しくて、自分は何をすれば人は喜んでくれるのだろうとずっと考えたりしました。そういう親切や暖かい思いは(その反対も)巡り巡って結局自分のところに戻ってくるのですが、云われはその人の一日が素晴らしいものになれば良いなという思いを込めて、贈るのです。

その親切にされた人々の心がその日一日暖かくなり、また他の人にも親切にし、世界中の人々の心が暖かくなると良いですね。

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えむ

アメリカへ来て、留学就職出産子育てと、経験します。こちらで産んだ娘がいます。何かと助けて貰っている、頼りになる頼もしい娘です。私は普通猫が好きなのですが、娘が飼っているダックスフンドの"まうり"は、とても可愛いです。

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