アメリカの子育てで漢字は簡単!?幼児が漢字博士になる方法はコレ3つ!
アメリカの子育てで、漢字は難しいとお思いでしょうか?周りに漢字は無いし、本も新聞も売っていないし。では、幼児は一体どのようにして漢字を習えば良いのでしょうか。
幼児は周りの物にとても興味があります。お父様お母様方は、その興味を上手に引き出してあげるだけです。その学習方法は、双方にとって楽しいふれ愛となり、あなたのお子様はきっと素晴らしい能力を発揮することでしょう。
ここでご紹介する3つの漢字の学習法を取り入れると、幼児は楽しく漢字の学習が出来、そしてあなたは幼児のその学習能力にきっと驚くことと思います。
一日一語身近な単語から
アメリカの子育てで、漢字は一日一語、新しい漢字カードを作って幼児に見せながら楽しく発音してあげます。大きめのカードに赤ペンで大きくはっきりと書き、一日に数分何度か見せながら、それが何かも説明します。足、手、鼻、と何でも良いですが、幼児が身近に思う言葉や、興味のある言葉が取り組み易いでしょう。
動物の絵カードや絵本などがあれば、それを見せながらカードを見せます。猿、猫、犬、鶏など、意味が分かる言葉の方が覚え易いでしょう。幼児は見て丸覚えするので単調な平仮名よりも、特徴がある漢字の方を良く覚えます。
それから「魚」や「花」などのグループ名称より、「鯛」や「薔薇」のような個々の名称の方が、幼児は何かがはっきりするので、混乱しません。
生活する身の周りの物に漢字を
次に幼児が生活する中で、見える物、聞こえる物などの、漢字カードを作ります。熱い、お茶、冷たい、氷、靴、履く、窓、開ける、塵、拾うなどの漢字カードは、幼児の身の回りの物に貼り、意味、読み方、漢字、を興味を持ったら教えてあげましょう。
手伝う、食事をする、座る、といった、身近な物から始め、だんだんと雲、雨、お日様というように、広範囲へと領域を広げて行きます。その際に、反対語、類義語などもついでに覚えてしまいましょう。
絵本を漢字に書き直して
次に語彙が増えたら、幼児がよく知っている絵本のカナ部分を漢字に書き直し、一緒に文字を辿りながら音読します。よく知っている話なら、漢字と意味がよく繋がります。ここでも漢字と意味は説明し、単語は熟語ごと教えます。
平仮名だけの本より漢字が入っている本の方が、早く読めるし意味もよく分かります。初めは簡単な本で良いですので、沢山漢字の本を作ってみます。漢字に興味を持つと何でも一人でしたい幼児は、いずれは一人で読むようになるでしょう。
最後に
アメリカの子育てでの、漢字の学習には、
- 一日一語身近な単語から
- 生活する身の周りの物に漢字を
- 絵本の仮名を漢字に書き直して
が効果的です。始めは幼児に興味のあるもの、そして後にはどんどん世界に目を向け、毎日新しい言葉に数分触れさせます。壁紙の漢字ポスターをいつも見える場所に貼っておくことも、良い案ですね。
私の娘は小さな頃から目、鼻、口、娘の名前、などをカードで習っていました。お子様が小さければ小さいほど、また習っている実感がないようでも、必ず早く覚えます。あなたもお子様に一語でも多く、脳の柔らかい幼児のうちに語彙を増やしてあげませんか?